【体験談】夫の「聞いてない」はガスライティング?モラハラの典型事例

私はフリーランスとして働いていました。
しかし、子どもの登園拒否が続き、仕事を続けることが難しくなった時期がありました。


仕事に支障が出てきたため、私は夫にこう伝えました。

「○○(子ども)が保育園に行けていないから、来週で仕事の受注をストップするね。仕事にならないから。」

夫は「じゃあ幼稚園に預けるの?」と返してきたので、
今のこども園で預ける枠を変えられることを伝え、その会話は終わりました。


2週間後、突然の「聞いてない」発言

それから2週間後のことです。
突然夫がこう言いました。

「え? 今仕事してないの? 聞いてないよ!」

私は思わず固まりました。
…いや、確かに伝えた。あの時、はっきりと。

驚きながら「2週間前にちゃんと伝えたよ」説明すると、夫の反応はさらに理不尽なものになっていきました。

「伝わらなかったのは自分の言い方が悪かったかなって普通は思うんだけどね?」
「仕事やめたいなら、もっと誠心誠意頼め」
「僕の言ってることが分からないならあなたに問題があるよ。コミュ障だね」
「俺は金づるか」

私はただ事実を伝えただけ。
それなのに、話はいつの間にか
「私の伝え方が悪い」
「私の理解力に問題がある」
という方向へすり替えられていきました。

胸がざわつき、混乱しました。


モラハラの手法”ガスライティング”

モラハラについて学ぶうちに気づいたことですが、
今回の一連のやり取りには、モラハラの手法である”ガスライティング”の典型パターンが複数含まれています。

ガスライティングとは、
相手の記憶・認知・判断力を揺さぶり、「自分が悪いのかも」と思わせる心理操作 のこと。

今回のケースでは、次の点がガスライティングに該当します。


1.「聞いてないよ!」という記憶の否定

伝えた事実を「なかったこと」にされる。
これはもっとも代表的なガスライティングの手法です。


2.「言い方が悪かったんじゃない?」という責任のすり替え

「聞かなかった夫」ではなく「伝えたあなた」が悪いことにされる。
事実がねじ曲げられ、自己否定が生まれやすくなる構造です。


3.「誠心誠意頼め」という理不尽な要求

必要十分な説明をしているのに、
“あなたが足りない”という形に持っていく。
相手の不安や混乱を生みやすい操作です。


4.「コミュ障だね」という人格否定

認知の混乱が起きているところに人格攻撃を重ねることで、
あなたの自己評価を下げようとする典型的なパターンです。


5.「俺は金づるか」という被害者ポジションの奪取

なぜか夫が「搾取されている側」に立ち、
あなたに罪悪感を抱かせようとしています。


自分を責めないで

もしあなたも、似たような“矛盾した指摘”や“理不尽な攻撃”にさらされているなら、
どうか思い出してほしいことがあります。

「あなたは悪くない

相手のこのような行動は、偶然ではなく構造的に「あなたを混乱させる」働きを持っています。

混乱させる会話に巻き込まれ続けるのは、心がすり減ります。

あなたが感じたモヤモヤや違和感は、
決して気のせいでも、あなたの弱さでもありません。


どうか、自分の心を守るための小さな一歩を大切にしてください。