理由は「テレビ番組を勧めたのに見なかったから」
あの日の怒りと失望は、今思い出しても胸がザワつきます。
年末年始、本来なら家族でゆっくり過ごせるはずの数日。
私は 自分の家なのに息を潜めて生活していました。
“また始まった”と思ったからです。
何の前触れもなく始まる“無視”
数日続く沈黙と圧
夫は突然、私への無視を始めました。
私が何をしたわけでもありません。
いつものように話しかけても、返事はゼロ。
- 目が合ってもそらす
- 声をかけても無反応
- 家の中にいるのに“いないもの”として扱われる
ただ一言、理由を言えばいいだけなのに、それすら言わない。
この沈黙は、ただの無視ではなく、「意図的な支配」でした。
家族で過ごす年末年始なのに、自分の分だけ食事を作る夫
無視は行動にも表れました。
家族がいるのに、夫は 自分の分だけ食事を作り、自分だけで食べる のです。
私は家族みんなの食事を作っていましたが、夫はそれに一切手をつけません。
食卓はまるで“別々の家で暮らしている人たち”のよう。
年末年始の特別な空気も、家族の温かさも、そこにはありませんでした。
そして私は、自分の家なのに居心地が悪くて、胸が締めつけられるような気持ちで過ごしていました。
■ 無視が終わってから、理由を聞いたら…
あまりにもしょうもない理由に言葉を失った
数日続いた無視がようやく終わった頃。
勇気を出して、なぜ無視したのか聞いてみました。
返ってきた言葉は、信じられないものでした。

僕が、このテレビ番組見る?って勧めたのに、
あなたが 「見ないよ」 ってバカにして言ったから
……え?
テレビ番組?
「見ないよ」って言っただけで?
私がバカにした、と夫は言い張りましたが、そんなつもりは一切ありませんでした。
言い方ひとつで「攻撃された」と受け取り、
その“しょうもない理由”で数日間の無視を正当化する。
これを理不尽と言わずして、何と言えばいいのでしょう。
一番つらいのは、「自分の家なのに心が休まらないこと」
無視そのものもつらいですが、
それ以上に苦しかったのは、
“自分の家なのに安心して過ごせない”
という状況でした。
- 気分を損ねたら無視が始まる
- 何がきっかけになるかわからない
- 年末年始ですら心が休まらない
- 食事も、会話も、家族団らんも失われる
「家庭は心が帰る場所」という感覚が、完全に壊れてしまっていました。
理由が“くだらない”ほど、モラハラの本質は深刻
今ならわかります。
無視の理由がしょうもないのは、決して偶然ではありません。
モラハラ加害者は、
相手が反論しづらい“どうでもいい理由”を使って、
相手をコントロールします。
- あなたの言い方が悪かった
- 僕は傷ついた
- 僕は被害者だ
- だから無視して当然だ
そんな風に“悪者”にされ続ける。
でも、
あなたは悪くありません。
こんな理由で数日間の無視をするほうが異常なんです。
どうか、自分を責めないで。
あなたの怒りも、悲しみも、失望も、全部正当です。

あなたの心が壊れそうなときは
「離れる」という選択肢があることを、どうか忘れないでください。
