正直に伝えたい。でも、子どもを傷つけたくない。
モラハラ夫との別居や離婚を考えていると、子どもから
「ママはパパのこと好き?」
と聞かれる瞬間が必ずやってきます。
モラハラで、辛い思いをたくさんしてきた。
正直に言うなら…「好きなわけないだろー!!」ですよね(汗)。
でも、子どもの前でパパの悪口は言いたくない。
その葛藤は、母親だからこその思いやりです。
そんなときに使える、子どもを傷つけず・嘘もつかず・あなたの気持ちも守る伝え方があります。
「ママはパパのこと好きではないけど、◯◯ちゃんはパパのこと好きでいいんだよ」
この一言には、3つの大切な意味があります。
① 子どもに余計な罪悪感を持たせない
子どもは驚くほど敏感です。
そして「大好きなママの気持ち」を中心に世界を理解しようとします。
だからこそ、
「ママはパパが嫌い=私がパパを好きだとママが悲しむ?」
と無意識に結びつけてしまいがち。
あなたが意図しなくても、
子どもは勝手に“罪悪感”を背負ってしまうのです。
でも、
「ママは好きじゃない。でもあなたは好きでいい」
この一言があることで、
子どもは心の中でこの2つを切り離せます。
- ママの気持ちはママのもの
- 私の気持ちは私のもの
この安心感さえあれば、子どもは健やかに自分の感情を持つことができます。
② 自分の正直な気持ちを「子ども向けに安全に」伝えている
この答えなら、
嘘もつかず、悪口にもならず、黙り込む必要もありません。
モラハラ夫に対してあなたが抱えてきた辛さは“本物”です。
でもそのまま子どもにぶつけるのは違う。
かといって「ママはパパのこと好きだよ」と嘘をつく必要もない。
とても難しいバランスですが、この言葉は、
- あなたの気持ちに嘘をつかない
- 子どもの心の安全を守る
- 相手を無駄に否定しない
すべてを満たせる、
“最も丁寧で誠実な伝え方”です。
③ 子どもに「感情は人によって違っていい」モデルを見せている
この答えが大きな価値を持つ理由がもうひとつあります。
それは、子どもに
「人によって好き嫌いが違ってもいい」
という“健全な感情の分離”を教えられること。
- ママはパパが好きじゃない
- でも私は好き
- それでいいんだ
これは、将来の人間関係でとても大切なスキルです。
「私はこう思うけど、あなたはそう思うんだね」ができる子は
他者とぶつからず、距離感を調整し、人間関係が上手に築けます。
親の一言が、子どもの人生の土台になる瞬間です。
子どもは安心を求めている
子どもの「ママはパパ好き?」という質問の裏には、
- ママはパパをどう思っているの?
- パパを好きな私は変なの?
- 私だけ好きだとママが寂しい?
などの“不安”が詰まっています。
こ答えは、
その全部に 優しく答えた形 になっています。
もし今後また聞かれたら?
同じ内容を、少しだけ発達年齢に合わせて言い換えることができます。
どれも子どもの心を守る返し方です。
言い換えの例
「ママはパパのことは好きじゃないよ。でも、◯◯ちゃんは好きでいていいんだよ。気持ちは人によって違っていいの」
「ママとパパはうまくいかなかったけど、◯◯ちゃんには関係ないよ。◯◯ちゃんがパパをどう思っても自由だよ」
「大人の関係と、子どもの気持ちは別なんだよ。◯◯ちゃんのパパなんだから、好きって思うのは自然だよ」
子供を連れてモラハラから自由になるには、自分と子供を守ること、どちらも大切です。
迷うのは、子供のことを真剣に考えている証拠です。
同じように悩んできた母親として、少しでも力になれることを願っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
モラハラから自由になる道 
