【体験談】家事をしても責められる…モラハラ夫の“正解のない要求”に振り回された話

要求がコロコロ変わる相手に振り回される日々

「職場の人に“夜ごはん準備してくれないひどい嫁”って同情された。」

ある日、夫はそう切り出しました。まるで私が家事を放棄しているかのような言い方で。
しかし実際には、夫自身が「夜遅いからうどんでいいよ」「食欲ないし軽くでいい」と言っていたのです。

準備をすると、今度は「どれを食べればいいかわからない」

夫の言葉をそのまま受け取って、簡単なものを準備しておくようにしました。
でも帰ってきて冷蔵庫を開けた夫は、なぜか不機嫌に。

「どれを食べればいいかわからない。」

帰宅時間が遅い夫、寝かしつけがある私。
どうしても、夫が帰ってきた瞬間にキッチンに立てない日もあります。
それなら分かりやすいように、と“パパの”と書いたトレーを分けて置いておいたのですが…。

準備しても、怒られる

「こんなの温めるのに時間がかかりすぎる。」
「疲れて帰ってきてるのに、早く食べたいんだけど。」
「もううどんでいいよ」

言っていることが毎回違う。
こちらが、相手の希望を汲み取ろうとして努力した部分は一切見えないかのように、ただ不満をぶつけられるだけ。

そのうえ、外では「ひどい嫁扱い」で同情されていると言われる。
正直、胸の奥に冷たいものが落ちたような感覚になりました。

問題は「食事」ではなく、支配欲

この出来事で気づいたのは、
私が“どう振る舞っても”文句をつけられる構造になっていたということ。

・作らなければ「ひどい嫁」
・作れば「どれを食べていいかわからない」
・わかりやすくしても「温めに時間がかかる」

正解のないゲームを延々とさせられているようなものです。

相手の気分次第で評価が変わり、こちらがどれだけ工夫しても報われない。
まさに、モラハラ特有の「結論のない不満ループ」でした。

私は悪くなかった、と今なら言える

今は、はっきりと言えます。

悪かったのは、私ではない。
悪いのは、事実をゆがめ、私を責めるために使った夫の言動のほうだった。

私は私のできる範囲で、家事も育児も誠実にやっていた。
理不尽な要求のたびに揺れていたのは、私が悪かったからではなく、
相手がこちらを振り回すことで優位に立とうとしていたから。

同じように悩んでいるあなたへ

もし今、あなたも似たような理不尽さに心をすり減らしているのなら、
どうか覚えていてください。

あなたが耐えているその苦しさは、
「努力不足」でも「気が利かないから」でもありません。

相手が、あなたを不安にさせたり責めたりすることで
優位に立とうとしているだけ。
あなたの価値は、誰かの機嫌や言い訳で揺らぐものではありません。

そしてもう一つ。
あなたが感じている違和感は、きっと“正しい”ものです。
理由が説明できなくても、心がしんどいと感じるなら、
それはあなたが自分の尊厳を守ろうとしているサイン。

あなたには、安心して暮らせる毎日を選ぶ権利があります。
小さな一歩でいい。
あなたが「楽になれるほう」を選んでいいんです。

あなたの未来が、今よりずっと穏やかでありますように。